前田工学賞
趣旨
本工学賞は、工学のうち土木及び建築に関する学術研究において著しい成果をあげた研究者を顕彰するために設けられたもので、学協会等においては、技術賞、論文賞、功績賞など既に多くの賞が設けられているので、本財団におかれている選考委員会においては、どのような視点から選考するかについて1年間をかけて検討が行われた。
その結果、基礎的な研究の振興と、若手研究者の育成を目途としている当財団としては、最新のテーマについての研究成果を学会誌等に投稿されているものも対象に値するが、連名のものも多く、個人の貢献の度合いが明白でないし、またテーマの選定についてもかなり狭い分野を対象としていることを考えるとより総合的な見地からまとめられ、学問的にも充実評価をうけて公表されるものとしては、博士の学位取得の際に提出される学位論文の中から学問的にも、社会的にも、また有用性の点からも優れた論文を選定すべきであるとの結論が得られた。
この方針に従って、平成6年度から前田工学賞の募集が始められた。更に設立10周年を経た平成16年度より前田工学賞として応募された学位論文の中で独創性・新規性に富む論文に対し授与する山田一宇賞を設置した。
選考
大学院工学系研究博士課程(土木工学、建築工学、環境工学、都市工学などの専攻)をおく国公私の大学に周知を依頼した。
応募については、当財団におかれている選考委員会において、論文のテーマ選定の理由が明確かつ妥当であること、研究手法が適切であること、また学問的に優れていることは勿論であるが、社会的有用性を有していること、更に当財団が顕彰するにふさわしいかなどの観点から所定の応募用紙の他、大学の学位審査の際に提出した学位論文の内容要旨及び業績一覧などについて第1次審査を行い、次いで本論文による最終選考を行い、前田工学賞及び山田一宇賞両賞の候補者を選定し、これを受けて理事会が受賞者を決定している。
募集要項及び応募申請
【受付終了】令和7年度(2025年度)前田工学賞の募集は 令和6年10月8日(火)12:00で締め切りました。沢山のご応募、ありがとうございました。
公募ポスター(PDFリンク) Application in English Entry Link
令和7年度(2025年度)前田工学賞 募集要項は、右の貼付ファイルをご確認ください。
申請用紙(Word版)は、右の貼付ファイルリンクからダウンロードしてご使用ください。
電子申請システム(Graain)による提出方法は、右の貼付ファイルリンクよりマニュアル(PDF-2MB)を参照ください。(提出前に操作マニュアルの12ページをご確認ください)
応募状況と顕彰実績
区分 | 応募者数 | 前田工学賞 | 山田一宇賞 | 賞金 |
---|---|---|---|---|
H6~26年度 | 357名 | 39名 | 25名 | 5,750万円 |
H27年度 | 16名 | 2名 | 4名 | 400万円 |
H28年度 | 9名 | 1名 | 3名 | 250万円 |
H29年度 | 22名 | 2名 | 5名 | 450万円 |
H30年度 | 16名 | 1名 | 4名 | 300万円 |
令和元年度 | 15名 | 2名 | 4名 | 400万円 |
令和2年度 | 15名 | 2名 | 3名 | 350万円 |
令和3年度 | 20名 | 1名 | 4名 | 300万円 |
令和4年度 | 25名 | 3名 | 4名 | 500万円 |
令和5年度 | 66名 | 3名 | 5名 | 1,100万円 |
令和6年度 | 47名 | 3名 | 6名 | 1,200万円 |
前田工学賞計:59名 山田一宇賞:67名
応募者数計:608名 賞金計:1億1,000万円
前田工学賞 受賞者一覧
令和6年度(第31回) (IC分野:i-construction分野)
土木分野 | Multi-directional crack model for cementitious composites in consideration of shear graveling |
山野井 悠翔 |
建築分野 | 伊丹潤の建築思想および建築作品に関する建築意匠論研究 |
後藤 沙羅 |
IC分野 | 深層学習を用いた地震被災木造住宅の画像診断システム開発および普及促進に関する研究 |
千田 紘之 |
令和5年度(第30回)
土木分野 | 岩盤の透水性変化を予測する熱・水・応力・化学連成モデルの開発 |
緒方 奨 |
建築分野 | 構造用木質材料における縦圧縮の力学特性 |
戸塚 真里奈 |
IC分野 | 点群および波形情報を有するライダーデータを用いた地物分類手法の提案と点群のみのデータへの活用に関する研究 |
篠原 崇之 |
令和4年度(第29回)
土木分野 | 高温領域における鉄筋コンクリート部材の熱特性変化と損傷進展モデル |
岩間 慧大 |
建築分野 | 滋賀院における寺院運営組織と空間構成の歴史的研究 |
小柏 典華 |
IC分野 | 地中レーダー信号の深層学習と解析学的信号処理による埋設管・空洞の三次元位置推定 |
山口 貴浩 |
令和3年度(第28回)
建築分野 | ゴシック期フランスにおけるトリフォリウムの建設に関する基礎的研究 |
嶋﨑 礼 |
令和2年度(第27回)
土木分野 | 繊維を離散化したメゾスケール解析手法による繊維補強セメント系複合材料の破壊挙動評価に関する研究 |
小倉 大季 |
建築分野 | 近代東京における国家と天皇に関わる儀礼空間の研究 |
長谷川 香 |
令和元年度(第26回)
土木分野 | 地盤ー石積複合構造物の安定性評価手法の開発と歴史的構造物への適用に関する研究 | 橋本 涼太 広島大学大学院工学研究科社会基盤環境工学専攻 |
建築分野 | 近世民家における意匠操作 | 坂井 禎介 (公財)文化財建造物保存技術協会 諸戸家住宅担当 |
平成30年度(第25回)
建築分野 | 日本における環境配慮型建築の設計プロセスに関する研究 | 川島 範久 東京工業大学環境・社会理工学院建築学系 |
平成29年度(第24回)
土木分野 | 近代化黎明期の水辺市街地における橋梁デザインの展開とその景観論的意義 | 阿久井 康平 富山大学大学院理工学研究部 |
建築分野 | 水都ヴェネツィアと周辺地域の空間形成史に関する研究 | 樋渡 彩 法政大学小金井事務部学務課デザイン工学担当 |
平成28年度(第23回)
建築分野 | 東日本大震災の復興過程における高齢者の居住環境に関する研究 | 冨安 亮輔 東洋大学理工学部建築学科 |
平成27年度(第22回)
土木分野 | インフラ構造物の変状調査とモニタリングのための遠隔測定法の開発と評価に関する研究 | 西村 正三 (株)計測リサーチコンサルタントクリエイティブ事業部 |
建築分野 | 自由曲面シェル構造の構造形態創生手法の提案ー形状と厚さの同時最適化法の定式化と線形座屈荷重を目的関数とした形状最適化法の構築ー | 木村 俊明 (株)佐々木睦朗構造計画研究所 |
平成26年度(第21回)
土木分野 | 東京湾の海水交換と貧酸素化に及ぼす淡水流入と風の影響について | 鈴木 高二朗 (独)港湾空港技術研究所 耐波研究チーム |
建築分野 | 一軸偏心した木質構造物の剛性・粘性付与による捩れ応答制御と地震応答予測法 | 山崎 義弘 東京工業大学建築物理研究センター |
平成25年度(第20回)
土木分野 | 拡張有限要素法の再定式化とその鋼構造物における疲労き裂進展解析への適用 | 柴沼 一樹 東京大学大学院工学系研究科 システム創成学専攻 |
建築分野 | 日本の建築界における中国認識 ー建築メディアにおけるその構造ー | 松原 弘典 慶應義塾大学総合政策学部 |
平成24年度(第19回)
土木分野 | 馬車交通による近代道路改修事業成立に関する研究 ー明治期における長野県の道路技術と技術者ー | 山浦 直人 長野県建設部 上田建設事務所 |
建築分野 | 各種セメントを用いたコンクリートの強度増進性状に及ぼす温度・時間影響に関する研究 | 谷口 円 北海道立総合研究機構 建築研究本部北方建築研究所 |
平成23年度(第18回)
土木分野 | 防波堤の信頼性設計法の構築とその応用に関する研究 | 髙木 泰士 独)国際協力機構 地球環境部水資源・防災グループ防災第一課 |
建築分野 | 都市空間における防災対策の行動モデリングと制度設計への応用 | 廣井 悠 東京大学大学院工学研究科 |
平成22年度(第17回)
建築分野 | 高分子量ポリエチレン繊維を用いた繊維補強コンクリートの調合設計と耐爆構造材としての応用に関する実験的研究 | 山口 信 日本文理大学 工学部建築学科 |
平成21年度(第16回)
土木分野 | 微小空隙中の微速透水現象の支配機構とコンクリートの遮蔽性能に関する研究 | 岡崎 慎一郎 愛媛大学 大学院理工学研究科 |
建築分野 | 日本中世禅宗寺院の景観とその意味-夢窓疎石の修造知識に関する研究 | 野村 俊一 日本学術振興会特別研究員(PD) |
平成20年度(第15回)
土木分野 | AE法を用いたコンクリートの局所的圧縮破壊領域の同定および応力ーひずみ履歴曲線の定式化 | 渡辺 健 東京工業大学 大学院理工学研究科 |
建築分野 | 分散型MTMDによる大スパン建築構造の振動抑制に関する研究 | 吉中 進 大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻 |
平成19年度(第14回)
土木分野 | セメント系複合材料ー地盤連成系を対象とする多相物理化学モデル | 半井健一郎 群馬大学 工学部建設工学科 |
建築分野 | 時間・社会・地理因子を考慮した資源循環シミュレーション手法の開発とそのコンクリート材料分野への適用 | 藤本 郷史 東京大学 工学系研究科建築学専攻 |
平成18年度(第13回)
土木分野 | 不連続面の閉合を考慮した非均等脆性材料の破壊進展解析 | 石井建樹 東北大学大学院 工学研究科土木工学 |
建築分野 | タリア・ルネサンスの世俗建築における壁積み表現の成立に関する研究 | 稲川直樹 中部大学 工学部建築学科 |
平成17年度(第12回)
土木分野 | 非線形不規則波浪を用いた数値計算と模型実験の港湾設計への活用に関する研究 | 平山克也 (独)港湾空港技術研究所 海洋・水工部 |
建築分野 | 対称錐上の数理計画法に基づく力学系のエネルギー原理 | 寒野善博 京都大学 大学院工学研究科 |
平成16年度(第11回)
土木分野 | 階層型解析理論に基づく高分解能強震動シミュレータの開発 | 市村強 東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻・助手 |
建築分野 | コンクリート構造物のライフサイクル設計における材料保存ストラテジー | 田村雅紀 東京都立大学 大学院工学研究科 建築学専攻・助手 |
平成15年度(第10回)
土木分野 | 水分特性曲線のモデル化および不飽和における土骨格と土中水の連成問題 | 河井克之 神戸大学 工学部 建築学科(土木系教室)助手 |
建築分野 | 拡張ESO法による構造形態創生 | 崔昌禹 名古屋大学大学院 環境研究科 都市環境学専攻 受託研究員 |
平成14年度(第9回)
建築分野 | コンクリート微視構造の破壊解析のための有限要素解析手法 | 永井学志 東京大学生産技術研究所第1部助手 |
平成13年度(第8回)
土木分野 | 1995年兵庫県南部地震における高架道路橋被害の分析と応答予測手法の構築 | 橋本哲子 東海大学 工学部 土木工学科 非常勤講師 |
建築分野 | 室内空気質分布性状の数値予測に関する基礎的研究 -建材からの化学物質放散と室内の換気効率評価モデルの開発- | 伊藤一秀 東京工芸大学 工学部 建築学科 助手 |
平成12年度(第7回)
土木分野 | 微細空隙を有する固体の変形・損傷と物質・ エネルギーの生成・移動に関する連成解析システム | 石田哲也 東京大学大学院 工学系研究科 社会基盤工学専攻 助手 |
建築分野 | 腐食劣化した鉄筋コンクリート構造部材の耐力性能評価及び補強に関する研究 | 李 翰承 漢陽大学校 超大型構造システム 研究センター 助教授 |
平成11年度(第6回)
土木分野 | ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)による我国沿岸の波浪特性の解明 | 永井紀彦 運輸省港湾技術研究所 室長 |
建築分野 | 中国江南の水郷都市に関する研究 -形成過程と空間構成の原理について- | 高村雅彦 法政大学工学部建築学科 講師 |
平成10年度(第5回)
土木分野 | 風土資産を活かしたダム・堰及び水源のデザイン計画に関する研究 |
竹林征三 |
平成9年度(第4回)
土木分野 | マイクロメカニクスに基づく岩盤の連続体モデルと大規模地下空洞掘削の解析 | 吉田秀典 千葉工業大学工学部土木工学科 講師 |
建築分野 | 地震波の発生・伝播の理論を背景とした入力震動の経験的予測 | 福島美光 清水建設(株)和泉研究室 |
平成8年度(第3回)
土木分野 | 都市景観のメディアイメージに関する研究 | 川崎雅史 京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻 助教授 |
建築分野 | 現代住宅における起居様式の変容過程に関する研究 | 沢田知子 文化女子大学 家政学部生活造形学科 教授 |
平成7年度(第2回)
土木分野 | 地震被害と地盤構造の関係に関する研究 | 那須 誠 (財)鉄道総合技術研究所 室長 |
建築分野 | ブレース制振装置の開発とその中高層架構建築への応用に関する研究 | 玉井宏晃 広島大学工学部建築学科 助手 |
平成6年度(第1回)
土木分野 | 河川法全面改正に至る近代河川事業に関する歴史的研究 | 山本三郎 (財)日本住宅総合センター 理事長 |
建築分野 | 立体トラスの最適設計解順序集合生成法及び最適部材配置選定法 | 大崎 純 京都大学工学部建築学科 助手 |
山田一宇賞 受賞者一覧
令和6年度(第21回) (IC分野:i-construction分野)
土木分野 | 循環型かつストック型社会の形成に向けた物質ストック関連指標の提案―日本における都市構造物のケーススタディ― | 山下 奈穂 名古屋大学 大学院環境学研究科 |
土木分野 | コンクリートのこわばりに関する研究 ならびに こわばり低減剤の開発 | 根本 浩史 清水建設株式会社 |
建築分野 | シャルル=エドゥアール・ジャンヌレの「都市の構築」における都市形態論とその思想的背景 | 早川 小百合 京都大学 大学院工学研究科 |
建築分野 | 過冷却を考慮した多孔質建築材料の凍結融解過程における熱水分挙動と変形および破壊のメカニズムの検討 | 福井 一真 神戸大学 大学院工学研究科 |
IC分野 | Automatic extraction and quantitative analysis of building facade information at large scale using street-level images and deep learning |
Zhang Jiaxin(張 嘉新) |
IC分野 | 位置姿勢推定機能を用いて非製材の自動加工を可能にするシステムの研究 |
古庄 玄樹 |
令和5年度(第20回)
土木分野 | 年代スケールで生じる膠結作用によるベントナイト系材料の膨潤特性および透水特性の変化に関する研究 | 伊藤 大知 早稲田大学創造理工学部 社会環境工学科 |
土木分野 | 炭酸化養生によるコンクリートへのCO2固定に関する研究 | 取違 剛 鹿島建設株式会社 技術研究所 |
建築分野 | 火災加熱を受ける木質部材内部の熱水分同時移動が力学的性能へ及ぼす影響の評価に関する研究 | 鈴木 達朗 早稲田大学 理工学術院総合研究所 |
建築分野 | 構築費用の空間的差異と移動費用を考慮したネットワークデザインに関する研究 |
田端 祥太 |
IC分野 | 避難所に着目した効率的な避難誘導と運営計画に関する研究 |
清水 仁 |
令和4年度(第19回)
土木分野 | 戦略的な維持管理の実現に向けた橋梁のリアルタイム遠隔点検支援システムに関する研究 | 南 貴大 清水建設株式会社 技術研究所 |
建築分野 | イタリアにおける歴史的市街地の震災復興にみる共編集型都市計画論の構築 | 益子 智之 早稲田大学 理工学術院 創造理工学部建築学科 |
建築分野 | 米国型建築レコード整理法とその日本への応用に関する研究 |
齋藤 歩 |
IC分野 | 2台のレール直上レーザスキャナを用いた鉄道建築限界計測に関する研究 |
山本 耕平 |
令和3年度(第18回)
土木分野 | ヤンゴンにおける粘性土の地盤工学特性に関する研究 | 山田 義満 復建調査設計株式会社 国際事業部(兼)ヤンゴン事務所 |
土木分野 | 画像解析技術の応用とロボット技術の活用による橋梁点検の効率化・高度化に関する研究 | 木本 啓介 株式会社計測リサーチコンサルタント クリエイティブ事業部 |
建築分野 | カンボジアの建築家ヴァン・モリヴァン(1926-2017)に関する建築史的研究:国家揺籃期における建築家の課題 | 岩元 真明 九州大学 大学院芸術工学研究院 |
建築分野 | 構成部材・材料の非均質な体積変化による損傷がコンクリート材料・部材の性能へ及ぼす影響 | 篠野 宏 Ove Arap and partners Japan Ltd. Advanced digital engineering |
令和2年度(第17回)
土木分野 | 東部南海トラフにおけるメタンハイドレード胚胎土の力学特性および弾粘塑性構成モデルに関する研究 | 中島 晃司 近畿大学理工学部社会環境工学科 |
建築分野 | インパルス列とエネルギー平衡を用いた弾塑性構造物の地震時極限外乱法 | 小島 紘太郎 京都工芸繊維大学 デザイン・建築学系 |
建築分野 | コンクリート用火山ガラス微粉末の製造・性能・標準化・利用に関する研究 | 友寄 篤 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 |
令和元年度(第16回)
土木分野 | 山中湖村における集落空間の近代的変容と村落共同体の領域形成に関する研究・共同体的特徴を考慮した生活空間の計画論構築に向けて | 福島 秀哉 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 |
土木分野 | 津波の陸上氾濫解析と避難行動予測の高度化に関する研究 | 高畠 知行 早稲田大学理工学術院総合研究所 |
建築分野 | せん断破壊した鉄筋コンクリート造柱の残存軸耐力評価に関する研究 | 楊 勇 土木研究所構造物メンテナンス研究センター |
建築分野 | ファサード型火災実験を用いた可燃性外装材の燃え拡がり性状及び評価基準に関する研究 | 西尾 悠平 東京理科大学理工学部建築学科 |
平成30年度(第15回)
土木分野 | 海底地盤の力学性状把握に関する基礎的研究 | 杉山 友理 港湾空港技術研究所地盤研究領域 |
土木分野 | 平衡力学理論に基づくシザース型展開橋の解析と最適化アプローチ |
近広 雄希 |
建築分野 | 損傷配分に着目した低耐力RC架構の制振改修における最適ダンパー量の決定方法 |
藤下 和浩構造計画研究所構造設計1部 |
建築分野 | 闇市の形成と土地所有からみる戦後東京の副都心ターミナル近傍の形成過程の関する研究 | 石榑 督和 東京理科大学工学部建築学科 |
平成29年度(第14回)
土木分野 | 様々な時間スケールにおける汀線の動的応答特性と将来の汀線変動予測 | 伴野 雅之 港湾空港技術研究所沿岸環境研究領域 |
土木分野 | 空気泡によるフレッシュコンクリートの自己充填性向上 |
Attachaiyawuth, Anuwat |
土木分野 | 豪雨・浸水の時空間分布を推定する指標化モデルに関する研究 | 廣井 慧 名古屋大学未来社会創造機構 |
建築分野 | 三陸津波災害後の復興手法と集落構造の変遷に関する研究 ー吉里吉里集落の復興にみる変曲点としての昭和三陸津波ー |
岡村 健太郎 東京大学生産技術研究所 |
建築分野 | 時間依存性を考慮した高強度鉄筋コンクリート柱の弾塑性挙動に関する解析的研究 | 堀川 真之 日本大学工学部建築学科 |
平成28年度 (第13回)
土木分野 | 高温下におけるコンクリートの爆裂発生指標とリング拘束試験方法 | 谷辺 徹 太平洋マテリアル(株)開発研究所 |
建築分野 | 近代日本における物産・商品陳列施設に関する史的研究 | 三宅 拓也 京都工芸繊維大学デザイン・建築学系 |
建築分野 | 接道規定からみた京都・都心部の路地空間の特徴及び維持・保全に関する研究 | 三森 弘 名古屋大学施設・環境計画推進室 |
平成27年度 (第12回)
土木分野 | ソイルベントナイト遮水壁の地盤環境的信頼性 | 高井 敦史 京都大学大学院地球環境学堂 |
土木分野 | 熱力学考察に基づくコンクリートの酸劣化メカニズムおよび劣化予測に関する基礎的研究 | 宮本 慎太郎 東北大学大学院工学研究科 |
建築分野 | 奈良時代の造営体制と建築 | 海野 聡 (独)国立文化財機構 奈良文化財研究所文化遺産部建造物研究室 |
建築分野 | ポルトランドセメント系カルシウムシリケート水和物の水蒸気吸着性状に関する研究 | 五十嵐 豪 東北大学大学院工学研究科 |
平成26年度 (第11回)
土木分野 | マルチスケール熱力学モデルによるセメントー地盤連成系のイオン遮蔽性能評価 | 高橋 佑弥 東京大学大学院工学系研究科 |
土木分野 | 光学的全視野計測法を用いた鋼・コンクリート部材の変形・ひずみ計測に関する基礎的研究 | 出水 享 長崎大学工学研究科 |
建築分野 | 公開統計情報に基づく全国自治体の持続可能性評価に関する研究 | 川久保 俊 法政大学デザイン工学部建築学科 |
平成25年度 (第10回)
土木分野 | 漏洩同軸ケーブルによる電磁界の表面波モードに着目した豪雨の線状モニタリング | 水谷 司 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 |
建築分野 | 新しい展開型構造の提案とその理論解析 ー平面状構造物の直交二方向同時展開と安定化ー | 高塚 真央 名古屋大学大学院環境学研究科 |
建築分野 | ポテンシャルの概念に基づく地震火災時の都市避難性状予測手法の開発 | 西野 智研 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻 |
平成24年度 (第9回)
土木分野 | 大腸菌ファージおよびウイルス外套タンパク粒子を用いたウイルスの浄水処理性評価 | 白崎 伸隆 北海道大学 大学院工学研究科 |
建築分野 | 変位依存型ダンパーを用いた免震建物の変位制御設計の提案とその有効性の検証 | 佐上 瑶子 仙台市役所 |
建築分野 | 劣化リスクを包含したLCCに基づくRC造構造物の維持保全最適化システムに関する研究 | 邱 建國 台湾科技大学 榮建工程学系 |
平成23年度 (第8回)
土木分野 | イオンーセメント水和物間の相互作用を考慮したセメント硬化体中の多種イオンの平衡・移動に関する研究 | Yogarajah ELAKNESWARAN 日本学術振興会 外国人特別研究員(北海道大学) |
土木分野 | 海洋に位置するコンクリート構造物の耐久性照査手法に関する研究 | 山路 徹 独)港湾空港技術研究所 地盤・構造部 |
建築分野 | マイクロ波加熱技術を利用した骨材回収型完全リサイクルコンクリート技術に関する研究 | 辻埜 真人 清水建設(株)技術研究所 |
平成22年度 (第7回)
土木分野 | メコン河下流域における湖と大気水循環の相互作用と地域水利用への影響 | 辻本 久美子 東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構 |
建築分野 | テンセグリティ構造の形態創生・安定性に関する研究 | 張 景耀 立命館大学 工学部建築都市デザイン学科 |
平成21年度 (第6回)
土木分野 | ジオマテリアルを含有した自己治癒コンクリートの開発に関する研究:ひび割れを有するコンクリートでの自己治癒メカニズムとその挙動 | 安 台浩 東京大学 生産技術研究所 人間・社会系部門 |
建築分野 | 音波を用いた膜構造物の膜張力測定装置の開発 | 陳 商煜 名古屋大学 大学院・環境学研究科 |
平成20年度 (第5回)
土木分野 | 非均質材料に対する多重被覆を用いた有限被覆法の開発とひび割れ劣化問題への応用 | 車谷 麻緒 日本学術振興会 特別研究員 |
建築分野 | 都市美運動に関する研究 | 中島 直人 東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻・助教 |
平成19年度 (第4回)
土木分野 | 大規模コンポスト発酵槽を支援する統合数値解析システムと直列型自己切返し反応システムの開発 | ボンコッゲサクル ナタコーン 東京大学 |
建築分野 | 神社とその周辺環境における景観保全と環境指標 | 是澤 紀子 東京芸術大学大学院 |
平成18年度 (第3回)
建築分野 | 中国における都市・建築の近代化と日本 | 徐 蘇斌 東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門 |
平成17年度 (第2回)
土木分野 | 高分子系材料の腐食検知をめざしたスマートマティリアルに関する基礎的研究 | 冨山禎仁 (独)土木研究所 材料地盤研究グループ |
建築分野 | マイクロメカニクスに基づくコンクリートの時間依存特性 | 丸山一平 広島大学 大学院工学研究科 |
平成16年度 (第1回)
土木分野 | 前凝集・生物膜反応器による下水高度処理法の開発 | 日高平 京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻・助手 |
建築分野 | 近代日本における国際リゾート地開発の史的研究ー1930年代国際観光政策に伴うリゾート空間の形成についてー | 砂本文彦 広島国際大学 社会環境科学部 建築創造学科・講師 |